庭のワレモコウ

おひとりさま 趣味と日常のあれこれ

2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

青が散る

宮本輝高校時代から少しばかりテニスをやっていて、大学でも週イチのサークル参加、社会人になってからはテニスをやる人達に誘ってもらってたまに遊ぶ程度なのですが、細々と続けています。これを初めて読んだのは大学を卒業してからだったと思いますが、4年…

隠蔽捜査

今野敏竜崎を主人公とする警察小説です。シリーズは警察庁長官官房に居た竜崎がとある事件をきっかけに降格となり所轄の署長になる、までが最初の話で、次からは大森署の署長として活躍する話に続いています。この6のタイトルが『去就』なので異動するのか…

勧誘

大学を卒業して数年後の話です。だいぶ昔の話ですね。学生時代の友達の友達、という関係で薄い友人関係が続いていた人が居ました。卒業後の住まいが同じ沿線沿いだった事もあり、年に一度か二度会っていたと思いますが、時間にルーズで借りたものを何度催促…

運命の人

若い頃の話です。 付き合っていた男性にこっぴどく振られ、それを自分の中で全く消化出来なかったワタシ。 めそめそめそめそ泣いて愚痴愚痴愚痴愚痴と女友達に話を聞いて貰っていました。 彼はワタシからの罵詈雑言を尽くした非難メールも完璧に無視してい…

金色の風

昨年暮れ、昔お世話になっていた方から贈られてきたお米なのですが、美味しいです。炊き上がりはツヤツヤとしていて程よくもちっとした粘り、だけど後味がさらっとしています。お弁当にも持って行っていますが、冷めると甘みがより感じられます。ただお弁当…

梟の城

司馬遼太郎 これもまた何度も読み返してしまう話。男が格好良すぎるし、片手を喪った木さるのその後が気になって仕方がないのだが。。 忍者モノとして面白く読める作品です。

漂流

吉村昭随分前からの愛読書の一冊。登場人物達の心の浮き沈みや風景が生き生きと目に浮かぶ秀作だと思います。日本が鎖国していた時代、脆い木造の帆船で嵐に巻き込まれて遥か南東の無人島に漂着する話です。ところで、こういった無人島への漂流モノに女性が…