庭のワレモコウ

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隠蔽捜査

去就―隠蔽捜査6―


今野敏


竜崎を主人公とする警察小説です。

シリーズは警察庁長官官房に居た竜崎がとある事件をきっかけに降格となり所轄の署長になる、までが最初の話で、次からは大森署の署長として活躍する話に続いています。


この6のタイトルが『去就』なので異動するのかどうか、捜査員の戸高に感情移入した感じにヤキモキさせられるのですけれども。


戸高、毎回良い味出しています。

態度が悪くて競艇好き?(好きで行っているのか情報屋に会ったりの関係で行っているのかは不明)なキャラ設定ですが、容姿についての言及があまりないのですよね。気づいてないだけかな。


痩せているのか筋肉質なのか(太ってはいないと思う)表情が憮然としてるだとか無表情だとか、はありますが造作や着るものについて書かれていないので、どんな人物を思い浮かべれば良いのか毎回考えてしまいます。


という訳でシリーズが続く限り読んでしまうでしょう。